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養護教諭座談会

1月30日(火)、京都市立烏丸中学校にて、京都市北区・上京区にある中学校の養護教諭の方々と座談会を行いました。

 

【第1部】自己紹介と基礎知識

まず初めに、カラ*スタの紹介と、メンバーと養護教諭の方々同士で簡単な自己紹介をしました。その後、「LGBT」や「SOGIE」、「性の4要素」など、基本的な知識の共有を行いました。

【第2部】カラ*スタメンバーの「性のカタチ」

第1部で説明した「性の4要素」を使いながら、カラ*スタメンバーがそれぞれの「性のカタチ」について話しました。同時に、(幼少期~)中高生時代~現在の性に関わる出来事や悩んだことなど、それぞれの経験についても話しました。

4要素で全て綺麗に説明できるメンバーから、全部「?」をつけるメンバーまでおり、こんなに少ない人数(今回は7人でした)でも1人ひとり違う「性のカタチ」を持って生きているんだ、ということがよく実感できる場になったと思います。

【第3部】質疑応答

質疑応答を行いました。「実際に現場で、つまり保健室屋学校生活の中、できることとは具体的に何だろう?」「(メンバーが生中高生時代に)どうして欲しかった?」ということが、主なテーマとなりました。

実際に今どのような疑問を持たれているのか、どのようなことがすでになされているのか、性教育の内容はどうだろう、etc..

お互いに知りたかったことを話し合えるとても良い機会となったと思います。

 

養護教諭の方々と話していて1番に感じたのは、「生徒さんのことを本当によく考えていらっしゃり、また、生徒さんが抱えているかもしれない悩みに向き合おうとされているんだな」ということです。私が通っていた中学時代にもこんな先生方がいてくれていたら…、と思わざるを得ませんでした。

今回の座談会が、今悩んでいる中学生とその子たちを支えようとしてくれている先生方のお役に立つことを願うばかりです。

最後になりましたが、養護教諭の皆様、貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

 

〜余談〜

「みんな全然普通の子達でびっくりしたわ。」

座談会の何日か前に、顔合わせと打ち合わせということで、1人の養護教諭の方とお話ししたなかで、一番印象に残っている言葉です。そうです、私たちだってその辺で生活している”普通の人間”の一部です。

私たちカラ*スタに声をかけてくださるような協力的な方でも、やはり当事者(という意識のある人)と直接会ってじっくり話す機会がなかなかないので、何かイメージしていた「LGBTの人たち像」があったのだろうなと思います。(かつて私も自分以外の人たちに会うまではそうでした…。)

だからこそ、「知っている」ということ、何より「人と会って話してみる」ことって大事なんだ、ということを改めて実感しました( ˘ω˘ )

おしまい


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