LGBTとSOGIEについて
L - lesbian(レズビアン)：女性同性愛者
G - gay(ゲイ)：男性同性愛者
B - bisexual(バイセクシュアル)：両性愛者
≒ pansexual(パンセクシュアル)：全性愛者
T - transgender(トランスジェンダー)：出生時に割り振られた性別と異なる性別で生きる人
⇔ cisgender(シスジェンダー)：出生時に割り振られた性別と性自認が一致する人
asexual(Aセクシュアル)：無性愛者、他者を恋愛・性欲の対象にしない
⇔ nonsexual(ノンセクシュアル)：非性愛者、他者を恋愛の対象にするが性欲の対象にしない
Xgender(Xジェンダー)：性自認が男性でも女性でもない人
homosexual(ホモセクシュアル)：レズビアン・ゲイ
heterosexual(ヘテロセクシュアル)：ストレート
この他にも...
Queer(クィア)：既存の「性の在りかた」にとらわれない生き方をする人
Questioning(クエスチョニング)：性自認か性的嗜好、またその両方にゆらぎがある人
ally(アライ)：自身はLGBTs当事者ではないが、LGBTsについて理解し、支援する人
性の多様性は虹のグラデーションに例えられるように、言葉で簡単に分類できるものではありません。また、当事者やLGBTといった言葉が独り歩きしてしまい、かえって壁を造りだしてしまうこともあります。
そのため、近年では「性的指向、性自認と性表現」を表すSOGIE(Sexual Orientation, Gender Identity and Expression)という言葉が広がりつつあります。すべての人がそれぞれのSOGIEを持っていることを認識し、それをお互いに尊重しあう社会は、”当事者”に限らず、すべての人が過ごしやすくなるはずです。